第58回火災科学セミナーの開催について(終了しました)
昨年から今年にかけて,西日本を中心に多くの河川の氾濫や土砂崩れ等を引き起こした平成30年7月豪雨,平成28年4月の熊本地震以来の震度7を観測した平成30年北海道胆振東部地震など,風水害や地震等の自然災害が各地において発生し,多くの人的,物的被害が生じました。
また,近年の火災の動向に目を向けると,住宅火災による死者が建物火災による死者の約9割を占める状況であることから,実情の把握と火災被害の低減対策を一層進めていく必要があります。
日本火災学会では,これらの課題に対し,有識者による講演をお願いし,神戸市と横浜市において下記のとおり「火災科学セミナー」を開催することとなりました。
つきましては,会員の方はもとより,消防関係者,一般の方々にも多数ご参加くださるようご案内申し上げます。
記
●中部・西日本会場:日時 令和元年11月15日(金) 13時00分から16時30分
(神戸会場) 場所 「神戸市産業振興センターハーバーホール」
(神戸市中央区東川崎町1-8-4)
JR「神戸駅」徒歩5分 / 阪神電鉄「西元町駅」徒歩6分
●東日本会場 :日時 令和元年12月6日(金) 13時00分から16時30分
(横浜会場) 場所 「横浜市開港記念会館講堂」(横浜市中区本町1-6)
みなとみらい線「日本大通り駅」徒歩1分 / JR「関内駅」徒歩10分
● 神戸会場 11月15日(金) (定員397名)
[主題] 火災事例から学ぶ共同住宅火災を取り巻く様々な課題
13:05~14:05 共同住宅火災に潜在する社会的背景と今後の課題
関西大学 山崎 栄一 氏
14:15~15:15 共同住宅特例基準50年の歴史と特定共同住宅への移行
東京理科大学 小林 恭一 氏
15:25~16:25 旧式な木造2階建て共同住宅の小屋裏を介した火災時の煙・一酸化炭素の流動について
東京理科大学 水野 雅之 氏
● 横浜会場 12月6日(金) (定員481名)
[主題] 近年の大規模自然災害などの教訓を学ぶ
13:05~14:05 2018年台風21号による強風・高潮被害の実態
京都大学 丸山 敬 氏
14:15~15:15 大地震と通電火災 ―大規模地震時の電気火災リスクと出火防止策―
山梨大学 秦 康範 氏
15:25~16:25 平成30年北海道胆振東部地震における対応 ―ブラックアウト,その時消防は―
札幌市消防局 曾木 秀基 氏
参加料(テキスト含む):会員(賛助会員及び後援団体職員を含む。)及び消防職員2,000円,一般(非会員)4,000円
申込方法:参加料の納入をもって申込受付とします。(ただし,定員になり次第締切りとなります。)
1 郵便振込の場合(郵便振込「払込取扱票」のご利用をお願いします。)
振替口座番号 00180-4-58454 (公社)日本火災学会
払込取扱票の通信欄に参加会場名,勤務先名(複数参加の場合,参加者名)を記入してください。また,払込人住所氏名欄には参加者氏名(複数参加の場合は,代表者名),連絡先住所,電話番号を記入してください。到着受付後,受講票をお送りします。(領収書は,当日会場でお渡しします。)
2 現金書留の場合
所要事項(参加会場名,氏名,事業所名,連絡先住所,電話番号)を記載し,送金してください。
申込みを受け付け次第,受講票をお送りします。(領収書は,当日会場でお渡しします。)
申込先:〒113-0032 東京都文京区弥生2-4-16 学会センタービル
(公社)日本火災学会 Tel:03-3813-8308 Fax:03-5689-3577 E-mail:kasai50@sepia.ocn.ne.jp
詳細はこちらをご覧下さい → Seminar58.pdf
2019.09.11 12:43