第57回火災科学セミナーの開催について(終了しました)
近年の火災の動向に目を向けると,件数が減少傾向にあるものの,飲食店からの火災が増加している傾向にあること,住宅火災による被害や死者については,様々な対策がとられている中,建物火災の半数を占め,火災による死者においては9割を超える状況であることから,実情の把握と火災被害の低減対策を一層進めていく必要があります。
また,近年の技術進歩により,高出力,大容量のバッテリーの必要性からリチウムイオン電池が普及しており,リチウムイオン電池関連の火災が増加傾向にあります。これらの火災は,今後全国でも増加していく可能性があり,課題や危険性を情報共有し,対策を進めていく必要があります。
日本火災学会では,火災科学セミナーの主題を「近年の社会動向や技術進歩を踏まえた火災対策」とし,これらのテーマについて,有識者による講演をお願いし,東京と大阪市において下記のとおり同じ主題で開催することにいたしました。
つきましては,会員の方はもとより,消防関係者,一般の方々にも多数ご参加くださるようご案内申し上げます。
記
●東日本会場 :日時 平成30年10月31日(水) 13時00分から16時30分
(東京会場) 場所 「文京シビックセンター小ホール」(東京都文京区春日1-16-21)
東京メトロ丸の内線・南北線「後楽園駅」直結
都営地下鉄三田線・大江戸線「春日駅」直結
●中部・西日本会場:日時 平成30年11月16日(金) 13時00分から16時30分
(大阪会場) 場所 「阿倍野区民センター大ホール」
(大阪市阿倍野区阿倍野筋4-19-118)
地下鉄谷町線「阿倍野駅」100m
JR・地下鉄御堂筋線「天王寺駅」800m
[主題] 近年の社会動向や技術進歩を踏まえた火災対策
13:05~14:05 飲食店の火災低減に向けた課題と解決策(予定)
(東京会場) 東京理科大学 倉渕 隆
(大阪会場) 日本大学 森山 修治
注)大阪会場の講師は火災誌355号会告掲載の後、変更となりました。
14:15~15:15 住宅火災の被害低減に向けた課題と展望
消防庁消防研究センター 鈴木 恵子
15:25~16:25 リチウム電池の仕組みと火災の危険性
大阪市立大学大学院 有吉 欽吾
参加料(テキスト含む):会員(賛助会員及び後援団体職員を含む。)及び消防職員2,000円,
一般(非会員)4,000円
申込方法:参加料の納入をもって申込受付とします。(ただし,定員になり次第締切りとなります。)
*東京会場は定員に達し、申し込みを締め切りました。
*大阪会場は申込受付中です。
1 郵便振込の場合 (郵便振込「払込取扱票」のご利用をお願いします。)
振替口座番号 00180-4-58454 (公社)日本火災学会
払込取扱票の通信欄に参加会場名・勤務先名(複数参加の場合,参加者名)を記入してください。また,払込人住所氏名欄には参加者氏名(複数参加の場合は,代表者名)・連絡先住所,電話番号を記入してください。到着受付後,受講票をお送りします。(領収書は,当日会場でお渡しします。)
2 現金書留の場合
所要事項(氏名,事業所名,連絡先住所,電話番号)を記載し,送金してください。
申込みを受け付け次第,受講票をお送りします。(領収書は,当日会場でお渡しします。)
申込先 : 〒113-0032 東京都文京区弥生2-4-16 学会センタービル
(公社)日本火災学会 Tel:03-3813-8308 Fax:03-5689-3577
E-mail:kasai50@sepia.ocn.ne.jp
詳細はこちらをご覧下さい →Download file
2018.09.01 11:44