シンポジウム「高層避難の多様性から見る今後の課題」開催予告
避難行動専門委員会によるシンポジウムを以下のとおり開催いたします。
建築空間が大規模化・複雑化し、在館者も多様化するなか、当該空間における在館者の火災時の避難行動特性を考慮した対策を計画することが、以前にも増して重要になっています。近年、このような問題意識の下で、実建物における避難行動の事例調査・研究や計画・設計ガイドラインの提案が精力的に進められています。本シンポジウムでは、「高層建物からの避難」に焦点をあて、避難行動の実測調査結果等について紹介し、高層建物からの避難に関する最新の知見を概観するとともに、今後の課題を議論します。多数の皆さまのご参加をお願い申し上げます。
日時:平成30年3月13日(火) 13:30~17:00
会場:東京理科大学 森戸記念館 第1フォーラム
参加費:無料
参加申込:不要
パネリスト・発表内容(仮題):※最新情報は、日本火災学会ホームページをご覧ください。
①藤井 皓介(消防研究センター)
「超高層事務所ビルの避難訓練結果から得られた知見と課題」
②水野 雅之(東京理科大学)
「超高層集合住宅の避難訓練実測・アンケートから得られた知見と課題」
③関澤 愛 (東京理科大学)
「海外の超高層ビルにおける避難戦略の動向と避難計画事例」
④福井 潔 (日建設計)
「高層保育施設の避難に関する課題と留意点」
⑤パネルディスカッション
「高層避難の多様性から見る今後の課題」
2017.12.04 23:44