第48回火災科学セミナー -終了しました-
近年、地球温暖化等の問題に対する認識の高まりを背景に、低炭素社会の実現に向けた取り組みが世界的に加速する中、国内においても官民あげた取り組みが進められています。この中には、バイオマスや燃料電池等、消防法令等において現に規制対象とされているものもあり、また、今後、火災安全の観点から何らかの対応が必要となるものの出現等が予想されます。
一方、高齢化社会の進展により急増しているグループホームなど、小規模社会福祉施設において火災が多発し、防火体制の強化が社会問題となっています。また、小麦粉や印刷用トナーなど、消防法では規制されない意外なものにより粉塵爆発火災が発生するなど、身近なところに潜在的な火災危険があります。
日本火災学会ではこのような状況を踏まえ、これらの問題に関係の深い専門の方々をセミナー講師としてお招きし、下記の日程で火災科学セミナーを開催することといたしました。会員の方はもとより、非会員の方々にも多数ご参加下さるようご案内いたします。
記
・名古屋会場 10月29日(木)午後12時50分から「中区役所ホール」
名古屋市中区栄4-1-8 JR「名古屋駅」から地下鉄東山線・名城線「栄駅」徒歩3分
・横浜会場 11月6日(金)午後12時50分から 磯子区民文化センター「杉田劇場」
横浜市磯子区杉田1-1-1 JR根岸線・シーサイドライン「新杉田駅」から徒歩3分
名古屋会場 10月29日(木)
[主題] 低炭素社会の実現に向けた新エネルギー・新技術の動向と火災安全対策
13:00 低炭素社会の実現に向けた新エネルギーの動向 (財)新エネルギー財団 窪田 新一
14:20 低炭素社会の実現に向けた新技術の動向―水素ステーションの火災安全対策―
(財)水素エネルギー製品研究試験センター 菊川 重紀
15:40 新エネルギーと火災安全に係わる行政の取組み 総務省消防庁 加藤 晃一
終了17:00
横浜会場 11月6日(金)
[主題]最近の社会動向と火災安全対策
13:00 小規模社会福祉施設の防火安全対策のあり方 我聞塾 主宰 佐藤 榮一
14:20 電気自動車の現状と安全対策 富士重工業株式会社 金井 猛
15:40 粉じん爆発・火災のメカニズムと火災安全対策 (独)労働安全衛生総合研究所 八島 正明
終了17:00
参加料:名古屋・横浜の各会場ともテキストを含め、
会員 4,000円(賛助会員職員及び後援団体職員を含む)
非会員 5,000円
詳細はこちらをご覧下さい →Download file
2009.09.03 13:43