第45回火災科学セミナー -終了しました-

 近年の社会生活および工場等の製造過程などで使用、消費される化学物質等は多種類かつ多量化が進み、これら物質に起因する火災等の災害は後を絶たない。また、新たな危険要因も現出している。本年においても、2月に徳島市の樹脂製造工場、2月に名古屋市のナイロン製造工場、4月に市原市の製油所、5月に川崎市の石油タンクで火災が発生しており、これらの危険物施設などの安全対策については新たに現出している危険要因などを含めて、原点に返り、検討して行く必要があります。
 一方、日本国民の極度の高齢化が進展する問題として、本年1月に発生した長崎県大村市のグループホーム火災は、種々の問題点が提起され、現在、各方面で検討されています。これらの社会福祉施設はここ5年間で10倍強の増加があり、本年6月末で8,000対象が存在します。
日本火災学会では、これら課題などに対応するため、それぞれの専門の方々にセミナー講師としておいでいただき、これら問題点解決の糸口として、下記の日程で火災科学セミナーを開催することといたしました。会員の方はもとより、非会員の方々にも多数ご参加下さるようご案内いたします。

開催地 川崎市 大阪市
日時 2006年10月20日(金)
午後12時50分から
2006年11月1日(水)
午後1時00分から
主題 危険物施設等の安全対策 社会福祉施設等の防火安全対策
講演

13:00~14:10
化学会社におけるコンプライアンスへの取り組み
髙橋 清 旭化成ケミカルズ㈱

14:20~15:30
危険物施設の安全対策に係わる行政の取り組み
冨岡 隆 川崎市消防局

15:40~16:50
コンプライアンスとリスクマネジメント
大瀬 健介 ㈱エムシーインシュアランスセンター

13:10~14:20
重度障害者多数雇用企業の防災に向けた取り組み 
尾形 光康 ㈱ニッセイ・ニュークリエーション

14:30~15:40
社会福祉施設等建築物の火災等の特異性 
吉村 英祐 大阪大学

15:50~17:00
グループホーム火災の教訓を踏まえた社会福祉施設の防火安全対策
鈴木 康幸 総務省消防庁

会場 「川崎市産業振興会館ホール」
川崎市幸区堀川町66-20 JR「川崎駅」徒歩7分
「クレオ大阪西ホール」
大阪市此花区西九条6-1-20 大阪環状線・阪神西大阪線「西九条駅」徒歩3分
参加費 会 員:4,000円(賛助会員職員及び後援団体の職員を含む)
非会員:5,000円
主催:(社)日本火災学会
後援: 全国消防長会,川崎市消防局,大阪市消防局

申込方法:参加料の納入をもって申込受付とします。

1) 郵便振込の場合(郵便振込「払込取扱票」のご利用をお願いします。)

振替口座番号 00180?4?58454 (社)日本火災学会
払込取扱票の通信欄に参加会場名・勤務先名を記入して下さい。
払込住所氏名欄に参加者氏名・連絡先住所(電話・FAX番号を記入して下さい。)

2) 現金書留の場合

所要事項(氏名、事業所名、連絡先住所(電話・FAX番号))を記載し、下記に送金下さい。
上記申込み受付け次第、受講票をお送りしますので、当日持参し受付にご提示下さい。

お問い合わせ先

〒113-0032 東京都文京区弥生2-4-16学会センタービル内「(社)日本火災学会事務局」 
 TEL:03-3813-8308 FAX:03-5689-3577

カテゴリ: 最新情報普及委員会

2006.09.25 13:57

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